2012年3月28日水曜日

ゆとり

3月ももう終盤です。
数日後には新年度が始まります。
桜のつぼみも膨らみ始めてます。
 ついこの間赤ちゃんだった子がもう小学生になります。早いです。。。

 揃ってリクルートスーツを着た新入社員さんを多くお見かけする時期になりました。
2002年から「ゆとり教育」が始まって2009年より「脱ゆとり教育」が始まったようです。
 かくいう私も移行期間が2000年からと言われてますので、ドンピシャな「ゆとり世代」の一員であります。

 といいながら、当事者たちはなにがどうゆとりなのかがわからないのが実情で、 「これだからゆとり世代は・・・」なんて嫌な顔をされても いまいちピンと来ていません。(※弊社でこのようなやりとりは一切ありません!!)

 反対に、ゆとり世代を武器にする強者もいるようですが社会はそんな甘いところじゃないと私は思うのです。

 本来は良い意味で使われた「ゆとり」という言葉も今やマイナスに捉えられてしまうワードに降格してしまったわけですが、 誰を責めても仕方がない。
 この「ゆとり世代」というレッテルとどう闘い、どう向き合っていくかが20代に課せられた課題だと思います。

 そんなことを考えながらフレッシャーズにエールを送るとともに、自分自身にもエールを送る今日この頃であります。 (社会人歴6年目)


 fujieda

2012年3月26日月曜日

やはり大事なのは創意工夫

20年以上お世話になっている会社のお手伝いで、バレエの現場に呼んでいただきました。 ここの会社の方々には大変お世話になっていて、私の照明技術はこちらの会社で教わったと言っても過言ではありません。
現地仕事や局仕事、劇場の管理業務や自社制作のイベント、創作現場など幅広く手掛けられている会社で社員の方々もとても良い人ばかりです! 
今回の担当デザイナーさんは、演劇やバレエを得意とする方で作品への思い入れやこだわりは、業務を超えた領域まで踏み込める職人さんです。
毎回呼んでいただいて、その照明技法に驚かされたり、刺激されたり多くを学ばせていただいています。

そして今回も有りました!
照明機材でオーロラマシンと言う機材が有ります。
ドラムマシンとも呼ぶのですが、直径30cm、長さ50cmぐらいの円柱状の筒に2cmくらいの複数のスリットが切り込んであって、それが光源の周りを回転 することでスリット状の光がグルグル回るといったとてもアナログな照明機材です。
この機材オーロラマシンと命名されているのが災いし、名前からは到底似つかないオーロラのイメージにダメな機材として位置づけされています。(個人的主観)
 今回この機材の使用が抜擢された問題のシーンが電車が走り去るシーンです。
ホリゾント幕に対して直角にセッティングされたこのオーロラマシンは、なんと無情に走り去る電車の窓明かりの切なさを見事に表現していました!
作品が現代版シンデレラで、かぼちゃの馬車ではなく、最終電車という設定もユニークだったのですが、あまりにハマり過ぎたそこのシーンの演出に鳥肌が立ちました。
子供向けの幼稚な演出にしか使えないと思っていたあのオーロラマシンがとても素晴らしい機材に見えた瞬間でした。 

大事なのは、やはり創意工夫だと言う事に言及します。
どの仕事でも大事なことでしょう。
生きて行くのに大事なことでしょう。
そんな大事なことを再認識させていただいたとても素晴らしい現場でした。  

teraoka

2012年3月21日水曜日

この数年の変化

9年前から継続している現場に昨日、今日と行ってきました。
とても元気のある団体で、年2回定期的に行われる現場です。
9年間大きな変化もなくやって来たなと思い返したら、照明はLED機材が増え、映像はSDIのスイッチャーやデジタル伝送など、音響もデジミキなどが導入され確かに昭和なラインナップでは無くなってます。
どこか出尽くした感じがありますが、こんな調子でこれからも進化、変化を続けるのでしょう。
そうあるべきだと思います。
そして映像は4K時代に突入です! 常に最先端の技術や情報を取り入れながら顧客に提案していきたいと思います。

 teraoka

2012年3月12日月曜日

弊社紹介 その2

写真は弊社のトイレに常備されているお香です。
弊社の習慣として、出勤したらまずトイレ掃除をします。

一通りキレイにしたらこのお香を焚きます。
芳香剤とは違う、リラックスできる空間ができあがります。

お手洗いを見れば、その店や会社がわかるというほどトイレはとても大事な場所であると思うのです。

弊社スタッフも、打ち合わせなどに来られたお客様にも気持ちよく過ごせるようにトイレに限らず良い空間作りをしていくよう精進して参ります。

ちなみに、ただいま水仙の香りとオレンジ&バニラの香りを取り揃えています。

fujieda

2012年3月1日木曜日

近況


この度Catalystの販売に関するサポートを行うことになりました。
正規輸入代理店では手の届きにくいテクニカル面のサポートと、より現場に近い立場からのフォローを行うためです。
今すぐ何か行動を起こし、年間のノルマがどうとかいった契約では無いのですが、Catalystの特徴や導入における利点、具体的なオペレーションなどを伝えていければと思っています。

 それに伴ない7月から始まる博覧会へ向け社内でのCatalystオペレーター育成の為、トレーニングを開始する予定にしています。
Catalystの基本知識はもちろん、扱う映像コンテンツに関する基礎的な部分を学びます。
現場で使用される外部コントローラー(DMX卓)のことまで考えると、かなりの情報量になるでしょう。
先に予定されている他社の方へのトレーニングもあるので、よいメソッドを作ろうと思案中です。

 また現在、新たな映像演出ツールも研究、開発中です。
ご紹介ができる状態になりましたら、順次公開してまいります。

teraoka