2012年8月26日日曜日

ワイヤレス


 最近、忙しいを(そうでもないのに)理由に、情報収集を怠っていました。
先日入った現場で音響さんとの会話の中で、ミュージシャンがステージで使用するワイヤレスの話がでました。
Wifiを使用したものらしく、ミュージシャン用のワイヤレスだけではなく、映像を飛ばすワイヤレスなどその帯域を使用する機器が増えているそうです。
この帯域ですが、照明用のDMXワイヤレスも同じ帯域を使用していて、前述した機器と同じ空間で使用すると照明信号に影響が出るそうです。
Catalystの販売代理店でもあるmileruntech(マイルランテック)ではこういった、ワイヤレス環境の事も考慮してなのでしょうか、ホッピング方式のワイヤレス機器を販売されています。
使用していない周波数を探し切り替えていく方式です。
氾濫するワイヤレス環境で身の安全を守るには自己防衛していくしかないようです。

 teraoka

2012年8月20日月曜日

開演3時間前

弊社のCatalystを使用する現場ではお決まりのオペレーションシステムです。

出雲で開催されている神話博しまねの他にもこうしてCatalyst2号が働いてくれます。
今回は湾曲したホリゾント幕に映像を映すためcurved screenと、プロジェクターを2台使用したのでBlendingという機能を使いました。
クライアント様が作成された音入り映像を流したり、弊社所有のコンテンツを組み合わせてキューを組み立てたり、さらにライブカメラの送出などCatalystの基本的な事ほとんどを網羅したオペレーション内容でした。

あらかたのセッティングをしたところで映像を出してみたところ、

・・・なんか変だな

色味が実際のものとは全然違うしBlendingもうまくいっていないのです。
設定の際に抜けているところはないかと探してみてもなかなか見当たらず・・・
プロジェクター自体も変わっているところはないし。

誰かに助けを求めねば、と弊社Catalystディレクターに電話をかけ状況を説明しました。
「VGAケーブルってうちのじゃないよね?」
確かに、今回は他社のケーブルを使わせていただいていたのです。
ケーブルを換えると何事もなかったかのように色味が戻りました。

私の経験も知識も不足していたため開演3時間前にやっと落ちついてオペレーションに専念できる環境が整いました・・・
本番は問題なく終わりましたが悔しさの残った現場でした。

しかし、経験の数が遥かに違う弊社Catalystディレクターに感謝と尊敬の念を込めて・・・敢えてこちらに記載いたします。

fujieda

2012年8月10日金曜日

Catalystでのカメラキャプチャー


 Catalyst導入依頼の懸案事項である、外部入力に大きな進展がありました。
各方面からの情報収集で、かなりいい情報が得られました。
実際のところ、1080iをキャプチャーし3画面に出力するとかなりギクシャクした画像になり実用レベルではなく、これからのハード的な対応が必要になったのですが、キャプチャーしている画質はとても向上しています。
しかも720pを1ソースであれば、かなりクオリティーは高く1画面だけであれば、カメラ絵のP in Pもいけそうです!

Catalyst演出でのカメラ映像の取り扱いが可能になると、利用目的の幅が増えとても面白い演出が可能になります。
実際、国内外でそういった使い方をしている方々は沢山いらっしゃるようで、大変参考になります。

ローカルな市場に到底導入不可能なアンコール等を使用した特殊な映像演出を低コストで実現したい願いを叶えるべく、引き続き研究、検証を続けます。