2015年2月28日土曜日

ショーコントローラーの必要性

先日起こった騒動がありまして、マッピング用として設置している設備でCatalyst1台と4台のプロジェクターが有ります。
その会場の担当者様から電話連絡があり、プロジェクターが1台認識していないと言った内容、、、
その日は、日中に別件で起動しているので突然壊れたのも考えにくく、ひとつずず状況を取材してみました。
ひと通り考えれる対策を行ってみましたが改善されず、最後に確認したのがプロジェクターのインプットの切替です。
映りました。
どうやら入力が切り替わっていたことが判明。
入力切替は基本的に行わないオペレートなので想像できませんでしたが取材の結果そこに行き着きました。
実は以前にもグラフィックアウトの片側を認識しないといった事が有ったのですが、プロジェクターを起動し初期動作が完了する前にスイッチャーやPCを起動すると認識しないといった事が有り、やはり諸々落ち着くまでに時間が掛かりそうです。
しかし、こういったシステムをショーコントローラーで管理すると問題も無くなるのでしょう。
各デバイスの電源投入時間の遅延を伴う制御やプロジェクターの状態の把握。
必要であれば、全てのプロジェクターのインプットを確認する項目を設ければいいですし。
今回のシステムではDMXも扱っているし、こういったランニング状態(Log)をメールで受け取る事もできます。
いくら簡単なシステムだからといっても、ショーコントローラーは必須なのかもしれません。
タッチパネルで操作できるのもいいですね。

2015年2月2日月曜日

プロジェクションマッピングとファッションショー


昨年末ですが、野外で行われたファッションショーでの演出。
場所は繁華街で、自光看板などひとつひとつの光源は小さいのですが、やはりその数の集合は想像以上で10000ansiトリプルスタックでもなかなか手強い環境でした。
前日の試写で状況を確認し、カラー調整をし再レンダリングをしたクリエーターチーム。
出力をした映像で最終調整をするカタリスト。
とても十分とは言えない事前の検証での情報を、当日補正できるカーブスクリーン機能はマッピング現場には必須機能と言えるでしょう。
また今回はライブ映像やVJ的な映像演出もあり盛り沢山な内容でした。
単なるファッションショーではなくそのイベントのブランディングと存在感、グレードの高さは十分伝えれたと思います。
8年前にデモムービーを持って行った広報活動がようやく広島でもスタンダードになりつつ有ります。
この実績と、更なるアイデアを合わせてもっと面白い演出をすることを目指します。