2015年1月14日水曜日

長らくお休みしていましたブログを再開致します。

いろいろな事の準備期間とでも言いましょうか、この半年少しずつですが前に進んで来たと思います。
さて、この度弊社においては大小合わせれば5回目のプロジェクションマッピングの現場の第一期納品がほぼ形になりました。
今回は、前後のオフセットを伴うオブジェクトで、しかも3方面計4出力と少しハードな内容でした。
一般的にはこの手の案件、最低でも3ヶ月から1年構想で完成される内容でしょうが、今回は強行でした、、、
と言いながら流石のクリエーターさんの発想の転換とアイデアと頑張りで第一期としては十分なレベルの納品ができたと思います。
また、自画自賛では有りますが、やはり映像と共に扱われる照明は一括してコントロールされるべきだと改めて実感しました。
今回のオブジェクトですが、一部分どうしてもプロジェクターでは補えないエリアが有り、その部分をLEDバーでカバーしました。
昨今のLEDは輝度もあるし中間色も気持ちよく作れるので、映像の微妙な色身に合わせて調整が可能です。
当初はピクセルマッピング機能を利用してリアルタイムに色が変わる事を考えていましたが、ハード的な条件とあまりチカチカしないほうがいいだろうと判断しトリガーのみでの構成にしました。
そして、トータルでコントロールされる全てのデバイスは数秒刻みで展開していきます。
昨年導入したChamsys社製のコントローラーのTimeCode機能を使っての1/10レベルのCueの構築。
Mac Pro late2013+Catalyst V5最強コンビ。
今までのスタイルから少しずつ新しい物を加えつつアプローチしています。

他にもまだまだユニークなツールを形にするために今年も進化していきます。